静岡県浜松市、日本三大砂丘のひとつ中田島砂丘は、数少ないアカウミガメの産卵地でもあります。先日、ここへ行って来ました。
産卵を助けるべく海岸を整備すると共に、卵を保護して子ガメを放流しているサンクチュアリネイチャーセンター(母体は、サンクチュアリエヌピーオーという特定非営利活動法人)を通じて、子ガメの放流に参加させてもらう為です。

一昨年初めて体験し、娘がもう1度!というので再びお願いしてみました。
先ず、センターの2階でスライドを見ながら、ウミガメたちや自然環境について、砂浜の整備や卵の保護が必要な現状、保護活動の内容などのお話を聞かせてもらいます。
保護した卵は砂丘の一角に移し、お母さんカメがしたのと同じように50cmほど砂を掘って埋めてありました。
本州で産卵するウミガメはアカウミガメだけ。アカウミガメは、5月~8月、1回平均110個、10日から2週間おきに3回位、卵を産むそうです。
何故、こんな頑丈なオリの中に保護しなければならないのか?
それは、飲食店へ売る目的で盗ってしまう人がいたり、砂浜に乗り入れた車につぶされたりするから。砂浜についた轍は、産卵に来たお母さんカメの進路、生まれた子ガメの行く手をもさえぎってしまいます。
折角この浜へ辿り着きながら、車の轍にはまり動けなくなって命を落としたり、クラゲと間違えて食べたパンやお菓子の袋、レジ袋、美味しい海藻にからみついていて一緒に食べてしまったビニールひもやプラスチックごみのせいで死んでしまうお母さんカメも。
そして、無事に孵化しても、わずかな光、海面の明るさをたよりに海へ向かう子ガメたちは、街明かりに惑わされ、今や海とは全くの逆方向へ向かってしまうのだとか。
以前は海まで600m以上続いていた砂丘も、今は450m程しかありません。ダムが造られコンクリで固められた川から流れてくる砂は減り、工事用に持って行かれる一方。砂浜はどんどん減っているそうです。
どうにもならないことはいっぱいあるけど、「ゴミを捨てない」「車を乗り入れない」 これは私たちに出来ること。
さて、いよいよ子ガメたちとご対面~♪
なんてカワイイ!!
わずか6~7cmのちっちゃな体で、大きな海へ向かう気マンマン!ぱたぱた手足を動かしています。

さぁ、頑張って行っておいで!

GO!!
ぱたぱたぱたぱた・・・思わず、「がんばれがんばれ」と応援したくなる健気な姿です。近くでは学校単位でこの放流体験に来るところもあるそうですが、こういうのは出来るだけ沢山の子供たちに見て欲しいなぁ。難しい話をするより、この姿を見てもらいたい。そうしたら、ゴミなんて捨てたくなくなる。車で砂浜をめちゃめちゃになんてしなくなると思うから。
何度も何度も波に押し戻されながら、ひたすら海を目指します。
最後は波にのまれて

行ってしまいました。
・・・生き残るんだぞ~~~!
こうして旅立った子ガメたちのうち、無事に大きくなって、20年~30年後、再びこの海岸に戻って来られるのは、5000匹に1匹くらいではないかと言われています。厳しいね。
その時にまた、この美しい砂浜が迎えてくれるように。
もっときれいになった海がありますように。
長いのに、読んでくださってありがとうございました!
あ、今日はリッキーくんの出番がありませんでした。
写真もこんなのしか・・・
エアコンの効いた部屋で、更に扇風機に吹かれてお昼寝中。
・・・子ガメが台無しになった気がする(;^_^A
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